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石と宇宙(ソラ)のお話

ソラからの伝言-体験談-取り付かれた少女

ここは「ソラからの伝言」より書き出しています。 本サイトにはもっと沢山の事が書かれています。 どうぞそちらもお読みになってください。

ソラのQ&Aより

2006年4月14日(金)
私(カヨコさん)の体験、イシキ(霊)に取り付かれた少女。
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精神科に勤めだしてすぐに出会った症例です。

やくざの所で働かされているという15歳の少女は、入院していて昼間はお母さんに勧められたと、般若心経を半紙に写していました。毎日、夜の9時になるとバタン倒れ、意識が全く無くなり、私も始めて見た時には驚いて、意識レベルなど症状観察して何とか意識を取り戻そうとしました。
けれどもそれまでその事を何度も見ているナースは、「ほっとけば治るわよ」と言い、他の患者さんも知らん顔しているので症状観察だけしていましたが、本当に30分もするとけろっとして洗面所へ歩いて行きました。
そして、その後、自分の鼻をバンバン鼻血が出るまで叩く事を繰り返しして、薬をのんでいても全く効果がありませんでした。

当直の日、あまり殴打がひどいので心配で一緒に面会室でそばについて寝てもらいましたら、急にその少女は泣き出しました。
なぜかと聞くと窓の外(4階)におじさんがいて、「悪い事ばかりしているので、一緒に行こう、」と言って「窓から飛び出せ、車に飛び込め」と命令すると言うのです。
少女は「おじさんはあそこにいる」と窓を指差すので、一度幽霊とやらを見たいと思っていたので一生懸命、目を凝らしたのですが何も見えませんでした。
そのおじさんとは、以前アパートの階段で写真を写した時に写っていたいわゆる心霊写真の人だそうで、もすグリーンのジャージを着ていると詳しく説明しました。

当時の私はチャネリングをしていなかったので、少女に何故そのような事をおじさんが言うか聞くように言いました。
(少女はいわゆるテレパシーで話していたのです。)
すると
「自分は事業に失敗して自殺したが、その時泣いてくれた女性にお礼を言いたい」
と言う事でした。
それでその男性の希望をかなえてあげるから名前や住所を聞き出そうとしたのですが、死んでしまうとそういうことは忘れるそうで、かろうじて苗字と県名だけ知らせてくれました。
(その後、変わった苗字の人の位牌に偶然!!出会い、その話をするとそこの家人は顔色を変えておられましたが、、)

それから今度は少女に
「まだ死にたくない、これから人生を楽しみたい。生活はきちんとするから私に取り付かないで欲しい。あなたは光の方に向かって歩いていくと天国に行けるから」
と伝えるように言いました。

次の日からその少女は意識を失うことや鼻を叩く事は無くなりましたが、しばらくすると、今度は頭巾をかぶった顔のない人が何人も見え、「見捨てないで」と言って来ると訴えてきました。
それで何か関係のある事をしていないかいろいろと聞いていくうちに、いつもお地蔵さんを拝むように母に言われるから実行していると言いました。
頭巾をかぶった顔のないのは、地蔵にいつもお参りしてお願いしていて亡くなった人たちで、死んでからもその地蔵に頼っていて、自分が死んだ事がわからなくうろうろしているいわゆる浮遊霊だそうで、今、聞いてもそうだといいます。
仏教を信じて拝んでいると、亡くなった後もソラにいく事も出来ず、受け入れてくれるやさしい人に取り付き、いろいろ気づいてもらおうといわゆる霊障を起していくようです。


この時も
あなた達は死んでいるのだから、光の方へ歩いていくと天国へ行けるからこの少女には取り付いてはいけない」
と伝えました。

少女はその後幻視も見なくなり、鼻を叩く動作もなくなりしばらくして退院しました。
退院時、当時は今の情報を知らなくて、いわゆるお寺で写真を処分してもらうようにアドバイスをしていましたが、やはりそのような処分の仕方、写経を善しとしている生活では再び少女はやせ衰え来院し、不健康な暮らしをしている事を漏れ聞きました。
いろいろな事は詳しく看護記録には書きましたが、当直のドクターに報告するも幻聴、幻視という言葉のみ、薬を処方するのみでした。


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